立体的な映像を楽しめる3次元(3D)テレビの店頭価格が下落している。先行したパナソニックとソニーの製品は今春の発売時から早くも約2割下がった。2社に続いてシャープが参入し、販売競争が激化した。3Dに対応していない従来製品に比べると依然として3~5割高いが、東芝や三菱電機も発売を予定しており、今後も値下がりが進みそうだ。
発売当初は従来製品に比べ5割以上高いモデルもあっただけに、値下がりは3Dテレビの普及を後押しする。一方で、メーカー側には3Dという付加価値をつけることでテレビ価格の急速な値下がりに歯止めをかける狙いがある。普及と価格維持のバランスに頭を悩ませそうだ。
各家電量販店の値段を見てみると売れ筋の人気商品ほど価格下落率が大きいようで、不人気の為の価格下落では無く、本格的な普及機を迎えようとしているのでは、、、と言われています。
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