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3Dテレビの原理としくみ-視聴方法-

2010-07-19

★3Dニュースでは、最新の3Dテレビや関連情報を発信しています。

最初の3Dニュースは、3Dテレビの基礎知識と言うことで3D映像の原理を簡単にご紹介します。ここでは、一般家庭や映画などで使用されるメガネを掛けて3D視聴出来る代表的な2つ方式を紹介します。

3Dテレビ視聴の代表的な2つ方式

  • フレームシーケンシャル方式TV+シャッター方式メガネ
    ※パナソニック【VIERA】、ソニー【ブラビア】、シャープ【AQUOSクアトロン】、東芝【レグザ】サムスンなど国内主要メーカーが採用
  • ライン・バイ・ライン偏光フィルタTV+偏光方式メガネ
    ※LG Electronics、Philips、日本ビクターなど
上記の2方式以外でも3D視聴の方式はありますが、大手のメーカーの現時点での様子から、上記2方式が代表的な視聴方法になると思われます。

3Dテレビの画質

3D視聴方式で画質的に有利だと言われているのが上記でも紹介した「フレームシーケンシャル方式」です。偏光メガネを使用した方式がそれを追って次点と言う感じです。

フレームシーケンシャル方式

pana_fs.jpg フレームシーケンシャル方式の特徴は、左右両眼向けにそれぞれ毎秒60枚の右目用・左目用2系統の映像が交互に映し出されます。その各映像にはズレ(視差)から映像を立体的に見られるようになります。

解像度を落とさない

フレームシーケンシャル方式の利点の一つに解像度を落とさずにすむこともポイントになります。走査線ごとに左右両眼へ振り分ける方式(ライン・バイ・ライン【偏光フィルタ】)は垂直方向の解像度が半分となり、隣り合う画素ごとに両眼へ振り分ける方式(チェッカーサンプリング方式)は全体の画素数が半分となるが、フレームシーケンシャル方式は解像度を犠牲にしません。

シャッター機能内臓の専用メガネ

視聴には、左右の目を交互に塞ぐ(1/120秒ずつ視野が開く)専用のメガネを装着して視聴することになる。シャッターという可動部分があるため電源が必要で偏光メガネに比べると重く、高価になる。

ラインバイライン方式

pic02.jpg偏光フィルターをもちいたライン・バイ・ライン表示方式では、画面のラインごとに偏光の方向が異なるフィルターを配置するとともに、ラインごとに右目用、左目用の画像を表示します。偏光の方向が異なる右目用、左目用のレンズをもちいた3Dメガネと組み合わせることで、右と左それぞれの画像情報をそれぞれの目に認識させています。 この方法では、もとの画面の表示能力をそれぞれの目に分割して使用するために、フレームシーケンシャル方式と比べ解像度が半分となり緻密でクリアーな映像を再現することは難しいのが現状です。

メガネが軽い安い

シャッター内蔵メガネと違い、可動部分がなく偏光フィルムを貼るだけですのでこの方式のメガネは軽く、安価に提供できるのが利点です。
ただ、フィルムの特性上視聴範囲が狭く身体を動かしたりした際に画面の映像が2重に見えたり画像が乱れて見えることが多々あります。偏光フィルタ方式の場合、寝転がってテレビを見たら真っ暗になります。

テーマ : AV機器・家電製品
ジャンル : ライフ

tag : 3Dの原理・しくみフレームシーケンシャル方式ラインバイライン方式

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