家庭用3Dムービーカメラ登場
遂に家庭用ハイビジョン3Dムービーカメラが発表されました。家庭用世界初もパナソニックがゲット!しました。
パナソニックの家庭用ムービーカメラの
最上位機種にあたるTM750とTM650が
家庭用としては世界初になる3D対応ムービーカメラとし発売されます。
3D記録方式は
サイドバイサイド方式を採用、一つの画面の右側半分に右目用の画像、左側半分に左目用の画像を記録、3D対応のテレビなどで3D放映できます。スカパーなどの3D放送と同じ方式です。
(サイドバイサイド方式で記録した3D映像を3D非対応のテレビで視聴した場合、1フレームを左右2つに分割して再生されます。)
通常撮影(2D)では
家庭用AVCHDでは初の1080iフルハイビジョンで撮影が可能、3D撮影時はフルハイビジョンでは記録されないようです。1画面に左右の映像を記録させるサイドバイサイド方式では、縦方方向の解像度がハイビジョンの半分になっているので記録が1080iフルハイビジョンで記録されても厳密にはフルハイビジョン画質ではありません…3DBlueRay以外では、当面この方式が業界標準なると思われます。
パナソニックは業務用でフルフレームの2映像の同時録画が可能なカメラ「AG-3DA1」もこの9月に発売を予定しているので、プロフェッショナル向けの業務用、コンシュマー向けの家庭用共に世界で最初に発売するメーカーになり
パナソニックの3Dへの本気度が伺い知れます。
※撮影には専用の3Dコンバージョンレンズを使用。
※新開発の3MOSを採用して暗い場所でも良く撮れる高画質を実現
※ハイブリット手ブレ補正を採用。光学式、電子式をダブル採用で安定した3D撮影を実現。
従来の手ブレ補正ではジャイロセンサーを用いて主に手首の縦横の振れ(2軸)を検出しておりましたが、さらに腕の上下左右の振れ(2軸)を映像センサーから検出することで、4軸方向の手ブレ検出を実現しました。検出された手ブレは光学式手ブレ補正に加え、電子式手ブレ補正も行うことで、より強力に手ブレを補正することができるようになりました。
その他の主な機能
- 風音キャンセラーで風の音だけ抑えてキレイに録れる
- 超解像技術でiAズーム18倍を実現(光学12倍)
- 広角35mm(※9)で狭い場所でも広く撮れる ※9:35mm判換算
- 大切な人を覚えてキレイに撮る、個人認識機能搭載
- 1秒瞬速起動&0.6秒クイックスタート
- 顔ハイライト再生
- 顔だけでなく、色でも追尾する「追っかけフォーカス」機能搭載
- 5つのシーンに合わせてキレイに撮れる「おまかせiA」機能搭載
- 選べるマイクシステム(5.1chサラウンドマルチ機能/ズームマイク機能/ガンマイク機能/バスコントロール機能)
- 静止画素数 1420万画素
- 笑顔オートシャッター機能
- リレー記録
- シーンモード搭載
- インターバル記録
- 大切な一瞬を撮り逃さない「プリREC」
- 2.1メガ静止画切り出し
- 映像管理・再生ソフト「HD Writer AE 2.6T」付属
- タッチパネル液晶モニター搭載
- 高速連写機能
また、同製品の発表会見の中で、パナソニックは今後発売される家庭用ムービーカメラの5台に1台を3D対応にしていくと発表している。3D普及に向け本気のパナソニックがどこまでやってくれるのか楽しみなところです。
テーマ : AV機器・家電製品
ジャンル : ライフ
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