各社でそろった感のある
3Dテレビ・
3Dプロジェクターですが、ここ数日のニュースで「世界初THX認証取得」って文字がやたら目に付くようになってきました。
商品が先進性だけでは無くクオリティー&付加価値を付けないと3Dも売れないのでしょう。
THX 3D ディスプレイ規格とは
映画監督のジョージ・ルーカスが設立したTHX社は、映画館に対する厳しい基準を設けました。スクリーンの材質、スピーカーの種類、壁の材質、反響音、映写機のランプ、ドアの質と、細かに数値化したリストを作りました。この基準を全てクリアすると、映画館には「THXシアター」の称号が与えられます。THXシアターとは、映画制作者の意図通りに映画が再生できるということを環境、設備を備えている証明を与えられる規格と言えます。
なぜTHXが必要だったのか、20数年前、ジョージ・ルーカスが映画館で自分の作品を見た際、サウンドが自分の意図したものとあまりにもかけ離れていることに愕然としたそうです。 映画の表現力において、「映像」と「サウンド」は「50・50」、つまりどちらも同等に重要と考えていたルーカスは、世界中の映画館で、自分の意図した通りの映像とサウンドを再現するために、映画館に関する「規格」が必要と考えたと言うことです。
当初は、音響設備の規格というイメージが強かったのですが現在では劇場全体のクオリティーを判断する一つの指標として普及しています。
世界初のTHX3D認証取得の液晶テレビ
2010年11月発売のシャープのAQUOSクアトロン3D・LBシリーズ(52V型・46V型)が、液晶テレビとして世界で初めて「THX 3D 認定ディスプレイ規格(THX 3D Certified Display Program)」を取得しました。
世界初のTHX3D認証取得のフロントプロジェクター
2010年12月上旬発売のビクターDLA-X7はフロントプロジェクターとしては世界で初めて、THX社が定める『THX 3Dディスプレイ規格』を取得しました。
テーマ : AV機器・家電製品
ジャンル : ライフ
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